スイス観光の持ち物
脱ぎ着しやすい服
スイスは1日の中でも寒暖差が激しく、場所によっても気温が全然違うことがあります。
そのため、様々な気温に対応できるよう、脱ぎ着しやすい服で重ね着をしておくのがおすすめです。
また、ユングフラウヨッホなどの標高が高い場所では、夏でも氷点下を下回ることがあるので、しっかりとした防寒対策が必要です!
手袋
スイスでハイキングをしたいなら、手袋があったほうがいいです。
体は暖かくても、標高が高い場所では風が強いことも多く、手がとても冷えます。
夏であれば薄手のものでもいいので、手袋を持っていきましょう!
滑りにくい靴
スイス旅行では自然の中を歩くことも多いと思うので、滑りにくいトレッキングシューズなどがおすすめです!
特にユングフラウヨッホは夏でも凍っており、スニーカーで来て転んでいる人を何人か見かけました・・・。
スニーカーだと滑ってしまうこともあるので、トレッキングシューズなど、滑りにくい靴も持っておくと安心です。
スニーカーだと雪が靴の中に染み込んでしまうというデメリットもあります。
コンセント変換プラグ
スイスでは、CタイプとJタイプ2つのコンセントが使用されています。
スマホやPC、デジカメなどはよっぽど古いものでなければ基本的に電圧が世界対応となっているため、変圧器は必要ありません。
ただし、日本のコンセントプラグはさせないので、変換プラグを持っていきましょう!
今後も海外旅行に行くのであれば、ほぼ全世界のコンセントに対応しているマルチ変換プラグが便利です。
ポケットティッシュ
スイス含むヨーロッパでは、鼻をすするのがマナー違反です。
鼻水が出てきてしまうのが心配な方はポケットティッシュを持っていきましょう!
鼻を思いっきりかむのはマナー違反ではないので、気にせずかんで大丈夫です。
また、トイレにペーパーがない可能性も踏まえ、水に流せるタイプだとなお安心です。
スイスでもポケットティッシュは買えますが、日本のようにすぐ見つからないうえ、高いし硬いです。
パスポートの写し・戸籍謄本・証明写真
万が一パスポートを紛失してしまった場合に備え、パスポートの写しと戸籍謄本、証明写真(パスポート用のサイズを2枚)を持っていくと安心です。
日本大使館でパスポートの再発行ができるのですが、上記3点があると再発行までの時間がかなり短縮されます。
パスポートがないと帰国もできず、宿泊の予約もできないので、特に1人旅の場合はないと最悪の場合再発行まで野宿になってしまう可能性もあります。
そういった事態を避けるためにも、パスポートの写しと戸籍謄本、証明写真(パスポート用のサイズを2枚)を持っていきましょう!
これらは貴重品とは別で持っておきましょう!
食料
スイスの外食費は本当に高い(日本の4倍前後)ので、節約したい場合は食料も持っていきましょう!
カップうどんなどを持っていき、1食うどんで済ませることで数千円浮きます。
ただし、肉エキスも含め肉類を海外に持っていくことはできないので、肉エキスが入っていないか事前にしっかり確認しましょう!
どん兵衛のきつねうどんと天ぷらそばは肉や肉エキスが入っていないので、持ち込みできます!
スイス旅行前に知っておきたかったこと
乗り物は半額にできる
スイスの公共交通機関の料金はかなり高額です。
たとえばサンモリッツとツェルマットを8時間で結ぶ氷河特急は、一番安くても片道34,600円前後かかります。
また、ヨーロッパ最高地点の駅に直結するユングフラウヨッホに行くにも、片道34,600円前後かかります。
ただし、事前にスイスハーフフェアカードを買っておくとこれらが半額になるんです!
さらに他の電車やバス、船なども半額になるので、絶対に買った方がいいです。
オフシーズンだと営業しているお店が少ない
スイスの山岳リゾートは、夏と冬にオンシーズンとなる場合が多いです。
そのため、春や秋のオフシーズンには営業しているお店が少なくなります。
私が2024年10月初めに行った際、インターラーケン近くのヴェンゲンという街では飲食店の人がもうすぐ長い休暇に入ると言っていました。
また、ゴンドラの営業も停止していました。
オフシーズンに行かれる方は、飲食店が入っている宿や、キッチン付きの宿に泊まるのがおすすめです。
治安はいいがスリはいる
スイスの治安はヨーロッパではいい方ですが、スリは日本よりいます。
在住者の方によると、特に電車の中などで多いそうなので、お気をつけください。
スリに遭わないためには、荷物から常に目を離さないようにするのが大切です。
また、ボタン式のバッグなどで隙間があると狙われやすいです。
そのため、チャック付きのボディバッグを体の前で持つようにすると、スリにあいにくいですよ!
鼻をすするのはマナー違反
ヨーロッパでは鼻をすするのがマナー違反です。
鼻水が出てきても鼻はすすらず、ティッシュでかむようにしましょう!
また、鼻に限らずすする音全般が不快な音とされているので、麺類やスープ、コーヒーなどもすする音を出さずに食べたり飲んだりしましょう。
すするのは、日本で言うと「くちゃくちゃ音を出して食べる」ぐらい嫌われている印象でした!
大声でウェイターを呼ぶのもマナー違反
欧米では基本大声でウェイターさんを呼ぶのはマナー違反とされています。
頼むものが決まったら、メニューを閉じてそっと待ちましょう。
アイコンタクトをとればすぐ来てくれます。
あまりにも来ない場合はトイレに立つついでにそっと呼ぶなど、大声では呼ばないようにしましょう。
クレカ決済は現地通貨を選択
海外でクレジットカードで決済する際、現地通貨か日本円か選択する画面が出てきます。
現地通貨以外では、お店が自由に手数料を決めることができるので、高額な手数料が請求される可能性があります。
そのため、必ず現地通貨(スイスの場合はスイスフラン)を選択するようにしてください!
現金は基本不要
スイスはキャッシュレス化が進んでおり、基本的には現金が不要です。
また、スイスの通貨はスイスフランで、ユーロや米ドルと比べて日本で両替できる場所も限られています。
また、チップ文化もなく、基本的にはチップも要りません。
スイスで唯一現金がほしいと思ったのは、ハイキング途中に見つけたチーズの無人販売です。
一年中販売されているかは分かりませんが、ユングフラウ鉄道の始発駅、クライネシャイデックからヴェンゲンという街まで徒歩で行くハイキングルートにありました。
チーズを買いたいという方は現金を用意して行ってくださいね!
水道の水がすごくおいしい
スイスの水道水は軟水で、すごくおいしいです。
ミネラルウォーターかと思うほどおいしく、安全なので安心して飲めます。
水を買う必要はないので、マイボトルを持っていっておいしい水を楽しみましょう!
スピード違反の罰金が高額
スイスではスピード違反の罰金が高額です。
所得に応じた罰金が課されますが、過去にはなんと2900万円もの罰金を課された例も。
スイスは電車でどこでも行けるので、レンタカーを借りることは稀かもしれませんが、もし借りる場合は法定速度をしっかり守りましょう。
万が一スイスでトラブルに遭遇したら
大使館・領事館に連絡
事故や盗難、犯罪に巻き込まれるなどのトラブルが起こったら、日本国大使館や領事館に相談してみましょう。
警察や病院に行ったあとでも問題ありません。
現地の情報に精通しているので、対応方法を教えてくれたり、アドバイスをもらえたりします。
また、パスポートを紛失した場合も日本国大使館または領事館に連絡します。
来訪するには予約が必要な場合もあるので、まずは電話してみるのがおすすめです。
在スイス日本国大使館
📍 Engestrasse 53, 3012 Bern
📞 031-300-2222
⏰ 月〜金 9:00〜11:30、14:00〜16:30
※電話受付は9:00〜12:30、13:45〜17:15
在ジュネーブ領事事務所
📍 Rue de Lausanne 82, 1202 Genève
📞 022-716-9900
⏰ 月〜金 9:00〜12:00、14:00〜17:00
※電話受付も同時間
緊急車両を呼ぶ
緊急事態が起こったら、迷わず現地の警察や救急、消防を呼びましょう。
各緊急車両の電話番号は下記です。
欧州統一番号はEU共通で使える緊急連絡先で、英語対応もしてくれます。
警察 | 117 |
救急 | 144 |
消防 | 118 |
欧州統一緊急番号 ※英語対応可能。救急、消防、警察共通の番号なので、これだけは覚えておきたい | 112 |
保険会社に連絡
トラブルの対応がひと段落したら、保険会社に連絡しましょう!
海外旅行保険に入っていれば、盗難や紛失、損害や医療費などは補償を受けられることが多いです。
クレジットカードでも海外旅行保険が付帯していることもあるので、ご自身が海外旅行保険適用の条件を満たしているか確認しておきましょう!
ちなみに、私が実際使っているクレジットカードの海外旅行保険はこちらです!
クレジットカード | 保険適用条件 |
---|---|
楽天プレミアムカード | 出発から90日間自動付帯(カード決済をしていなくても保険が付く) |
リクルートカード | 交通費や募集型企画旅行への決済日を起点に最大90日間利用付帯 |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | 出国の飛行機・船やツアーをカードで支払った場合、出発から最大90日間付帯 |
通常の海外旅行であれば、楽天プレミアムカード1枚あれば十分です!
スイス旅行を楽しもう!
スイスは絶景があり、治安もよく、街並みも素敵な国です。
しっかり準備して、最高の旅にしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!