この記事では私が実際に世界一周旅行をして、持っていってよかったもの、持っていけばよかったものを紹介します。
パスポートや服など、当たり前に持っていくものは省略しています。
ないと困るもの
変換プラグ
海外のプラグは、日本のコンセントと違うタイプが多いので変換プラグを持っていきましょう。
世界一周旅行のように複数国に行く場合は、マルチ変換プラグが便利です。
出発前に買っておくべきですが、万が一無くしたり忘れたりしても、現地の旅行用品店や空港などで買える場合もあります。
スマホ用ストラップ
海外では基本どこでも日本よりスマホが盗まれやすいと言っても過言ではありません。
特に観光地はスリが多いので、スマホにはストラップを付けてしっかり守りましょう。
置き忘れの防止にもなって便利です。
チャック付きバッグ
スリ防止のために、持ち歩くバッグはチャック付きのものにしましょう。
しっかり口が閉じないと、隙間から盗られます。
個人的にはユニクロのショルダーバッグが使いやすくておすすめです。
携帯用ドアロック
安宿に泊まる予定がある方は携帯用ドアロックを持っていきましょう!
女子ひとり旅の方は、安宿に泊まる予定がなくても防犯として持っていくことをおすすめします。
ドアに付けるだけでロックでき、備え付けの鍵と合わせて二重でロックできるイメージです。
使い方もとても簡単で、嵩張らない上に数百円で買えるので持っていって損はないです。
クロアチアの普通のホテルで、鍵をかけていたのにいきなり知らない男性が入ってきたことがありました。
何事もなかったのですが、ドアロックかけておけば良かったなと思った出来事です。
ワイヤーロック/TSAロック
電車の荷物棚に荷物を置いておくときや、ドミトリーに泊まるときなどにワイヤーロックやTSAロックが必要になります。
日本では盗まれないようなものでも海外では盗まれてしまうことがあるので、しっかりロックしておきましょう!
もしもの時に備えて持っていく物
パスポートの写し
パスポート情報を確認されるときや、パスポートを紛失したときなど、写しがあると何かと役立ちます。
海外で何かをレンタルするときなど「パスポートを預ける必要がある」と言われることがたまにありますが、そういった際、実は写しを預けるだけでOKなことがあります。
パスポート本体を預けるのは怖いので、写しを持ち歩いてコピーでもいいか聞いてみましょう。
戸籍謄本
戸籍謄本はパスポートの再発行をする際にあると便利です。
なくても再発行はできるのですが、本人確認などに時間がかかりスムーズに再発行できない可能性があります。
日本にいる間にコンビニなどで発行できるので、1枚持っておくと安心です。
証明写真(2枚)
万が一パスポートを紛失して再発行することになった場合、証明写真は2枚必要です。
パスポートの失効手続きと、パスポートの再発行でそれぞれ必要になるためです。
もちろん海外でも証明写真を撮ることは可能ですが、日本のように証明写真機がすぐ見つからず、写真館で撮らないといけないことも多いので、持参したほうが楽です。
夫がハンガリーでパスポートを再発行したときは、証明写真を1枚しか持っておらず、周辺に証明写真機もなかったので苦労しました。
予備のクレジットカード
クレジットカードも盗難や紛失、スキミングなどに備えて必ず複数枚持っていきましょう!
特定のブランドが使えないこともあるので、VISA、Master、AMEX、JCBなど異なるブランドを複数枚持っておくのがおすすめです。
また、クレジットカードのうまく組み合わせれば、海外旅行保険を長期間無料で付けることもできます。
詳しくはこちらの記事で解説しています!
予備のスマホ
スマホをなくしてしまったり壊してしまったりしたとき、すぐに別の連絡手段を確保できるよう予備のスマホを持っていきましょう!
以前使っていたものなど、古いスマホで問題ありません。
予備のものは普段持ち運ばず、スーツケースやバックパックにしまっておきましょう。
薬
海外では慣れない環境や衛生面の問題で、体調を崩しやすいです。
単純に熱が出たり、風邪をひいてしまうことはもちろん、お腹もよく壊します。
特にタイやヨーロッパなど硬水が主流の地域では、硬水の影響でお腹の調子が悪くなりがちです。
風邪薬、頭痛薬、胃薬、整腸剤など基本的な薬は持っていくようにしましょう!
もちろん海外でも薬は手に入りますが、体調不良の中読めない言語の薬を買うのはかなり大変です。
持っていくことを強くおすすめします。
体温計
「なんとなく体調が悪いな」と感じたとき、熱を計れないと意外と不安になるものです。
私たちも世界一周中に発熱してしまったのですが、熱を計ることで観光を休むか、病院に行くかなどのバロメーターになるので、体温計って意外と重要だなと実感しました。
もちろん体温計も海外で購入できますが、華氏を使うアメリカなどだと非常にわかりにくいので、日本から持っていくと安心です。
食事関連で持っていくと良いもの
粒みそ
海外でも日本の調味料は手に入りますが、味噌は手に入りにくいうえ、持ち運びも難しいです。
そこでとってもおすすめなのが、「料亭の味 FD粒みそ」。
これは名前の通り顆粒状になっている味噌で、出汁入りなのでそのままお湯で溶かしてお味噌汁にもできます。
また、お肉や野菜と一緒に炒めれば味噌炒めにもなり、海外でも簡単に日本の家庭の味を再現できます。
醤油はキッコーマンのものがアジアでもヨーロッパでもすぐに手に入るので、必要なときに買うで問題ないかなと思います。
だしの素
だしの素も味噌と同じく海外ですぐには手に入らないことが多いです。
海外で自炊をして和食を作りたいと思っても、出汁がないとできないものがとても多いので、だしの素があると便利です。
小分けになっているものが持ち運びしやすく、使った分だけ荷物も減るのでおすすめです。
日本茶
日本茶はアジアンスーパーなどに行けば手に入りますが、それ以外では基本手に入りにくいです。
カフェなどでグリーンティーがあっても味が全然違うので、ちゃんとしたお茶が飲みたい方は持っていくことをおすすめします。
私自身、お茶にこだわりは全くなかったのですが、実際海外でほっと一息つきたいとき、日本の緑茶やほうじ茶、玄米茶などがあるとすごく落ち着きました。
慣れない長期の旅行で知らずに疲れているので、日本茶は意外と重宝します。
フリーズドライ食品
宿泊している宿にキッチンがないとき、朝食など軽い食事はフリーズドライで済ませることができるのでかなり便利です。
毎回外食するとかなり高くついてしまうので、節約したいとき用に持っていくことをおすすめします。
一応海外でも無印良品などであれば日本のフリーズドライ食品を買うこともできますが、かなりレアなので持参しましょう。
また、肉類(エキス含む)が入っている食品はフリーズドライであっても海外・日本限らず原則持ち込めないので、必ず原材料は確認しましょう!
ドイツ・ケルンやフランス・リヨンの無印良品にはフリーズドライのスープや雑炊がありました!
お箸
アジア以外の宿ではキッチン付きでも基本お箸はありません。
もちろんナイフやフォーク、スプーンでも食事はできますが、やはりお箸があると楽です。
特にお米やカップ麺はフォークだと食べづらいので、より快適に食事をしたい方はお箸を持っていきましょう!
生活用品系で持っていくと良いもの
爪切り
短期の旅行だとあまり持っていかない爪切りですが、世界一周旅行の場合は基本長期かなと思うので、必要です。
写真のようなクリッパー型の爪切りであれば機内持ち込み可能で、ハサミのような形のものや、ニッパー型の爪切りは機内に持ち込めないので注意しましょう!
耳かき
爪切りと同じく、長期の旅行であれば耳かきも必要です。
木製のものは荷物をぎゅっと入れたときに折れてしまうこともあるので、金属製がおすすめです。
耳栓
飛行機に乗っているときや、寝るときに意外と耳栓を使う機会は多いです。
ちゃんとしたホテルであれば騒音が気になることがあまりないと思いますが、安宿に泊まると周辺の音まで聞こえることがよくあります。
そんなときのために、長時間つけても耳が痛くならないような耳栓を用意しておくことをおすすめします。
イタリアで泊まった宿の外が飲み屋で、深夜3時まで毎晩うるさくて大変な思いをしました・・・
すぐ取れてしまう耳栓しか持っておらず、眠れなかったのでちゃんとした耳栓を買おうと思った出来事です。
洗濯グッズ
コインランドリーでも洗濯できますが、お金も時間もかかるうえ、いつでも宿泊場所の近くにあるとは限らないので、毎日使う靴下や下着は手洗いするのが現実的です。
そのため、洗剤や洗濯紐、洗濯バサミがあると便利です。
また、素手で洗濯することもできますが、頻繁に行っていると手荒れするので洗濯袋があるとなお良いでしょう。
ポケットティッシュ
アジア圏だと日本のポケットティッシュが手に入りやすいですが、それ以外の地域では日本のような高クオリティのポケットティッシュを手に入れることはほぼ不可能です(笑)
ヨーロッパのポケットティッシュはとても硬く、しかも高いので、日本から持っていきましょう!
海外ではトイレに紙がなかったり、ホテルにティッシュがなかったりすることも多々あるので、そういった場合に備えるという意味でも必要です。
エコバッグ
買い物するときや、荷物が増えてしまったときなどにエコバッグがあると便利です。
海外でもレジ袋が有料なことがあるので、節約にもなります。
持っておいて損はないです。
すぐに必要にならない場合は、お土産代わりに現地で買うのもおすすめです!
世界一周の準備は入念に!
長期の旅行となると、旅の途中で季節が変わったり、日用品も必要になったりと、短期の旅行より準備が大変です。
よっぽど人里離れたところに行かなければ現地でも手に入るものは多いですが、日本から持って行った方が楽で安い場合が多いです。
準備をバッチリして、世界一周旅行を快適に過ごしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!