世界一周後に再就職はできる?

結論、できます!
私は夫と2人で4ヶ月間世界一周をし、半年以上就職していない期間がありましたが、2人とも無事に転職できました。
また、世界一周前よりも2人とも年収が上がったので、基本的には半年程度であれば世界一周によってキャリアに穴ができても問題ないと思います。
ただし、夫も私も自分で言うのもあれですがかなり真面目に働いていたのと、アラサーという働き盛りな年齢も良かったかもしれません。
参考までに、夫婦2人のこれまでのキャリアを簡単にまとめておきます。
夫 | 妻 | |
---|---|---|
社会人歴 | 7年目 | 7年目 |
転職回数 | 2回目 | 2回目 |
これまでのキャリア | 日系ITメガベンチャー→日系大企業 | 日系ITメガベンチャー→日系ITメガベンチャー |
世界一周後に内定が出た企業 | 外資系大企業 | 日系大企業 |
職種 | 営業 | マーケティング |
実際に受けた企業では、キャリアに穴があること自体にネガティブな反応をされることはなかったです!
世界一周帰国後〜転職までの流れ
ここでは、私たち夫婦が世界一周から帰国後に就職するまでの実際の流れをご紹介します。
前提として私たちは帰国後数ヶ月分の生活資金を確保しており、転職については帰国後に考え始めました。
失業手当を申請する

雇用保険に入っていた方は、離職日の翌日から1年間であれば失業手当を受け取ることができます。
最寄りのハローワークに行き、手続きをして受給しましょう。
ただし、自己都合退職の場合は手続き後に7日間の待機期間とその後2ヶ月間の給付制限があるため、実際に受け取れるのは手続き後2ヶ月と7日後以降です。
また、雇用保険の被保険者期間によって受給日数が変わってきます。
被保険者期間が10年未満の場合は90日間、10年以上20年未満の場合は120日間、20年以上の場合は150日間となります。
さらに、給付額は離職時の年齢と賃金によって変動します。
詳しくはこちらをご覧ください。
私はブログやライティングの副業があったので、働いた日数分減額になりました。
- 離職日の翌日から1年間までの期間で受給できる
- 実際に受け取れるのは手続き完了後2ヶ月と7日後以降
- 被保険者期間によって受給日数が異なる
- 離職時の年齢と賃金によって給付額が異なる
- 受給期間も一定日数以内であれば働けるが、働いた日数分減額または先送りされる
就職か独立か検討

私自身、世界一周旅行から帰国したあとは就職するか、フリーランスとして独立するかものすごく悩みました。
元々会社員をしていたので、就職して働くイメージは持てたものの、何か新しいことに挑戦したい気持ちが捨てきれず、フリーランスの道も模索しました。
ただ、収入が不安定なのとフリーランスとしてやりたいことが見つからなかったこと、将来子どもを持ったときに産休・育休の給付金が受け取れないなどのデメリットがあることから、会社員に戻ることに。
幸いにもやりたい仕事を見つけて、転職活動を決意します。
転職エージェントに登録

その時点で働きたいと思っていた企業は直接応募しつつ、それ以外も幅広く企業を検討したかったので転職エージェントに登録しました。
前回の転職でもサポート体制がすごく良かったJACリクルートメントを本命のエージェントとしつつ、情報収集のためにエン転職やリクナビNEXT、ビズリーチなど企業からスカウトが来る転職サイトにも登録しました。
JACリクルートメントは各企業に専任のエージェントがいるので、その企業の面接官の特徴や面接で聞かれやすいこと、志望する企業が重視することなどを詳しく教えてくれます。
年収交渉なども代わりにやってくれる上、企業からのフィードバックもできる限り教えてくれるので、かなりおすすめです。
転職活動開始

エージェントで紹介された企業や、スカウトが来た企業で気になったものを徐々に受けていきました。
キャリアに穴があるため、念の為エージェントにも問題ないかや伝え方の工夫などを聞いて面接に臨みました。
実際に面接に進んだ企業についてはどこも世界一周旅行で無職期間があることは問題にならなかったので良かったです。
むしろすでに退職済みということは面接官の方が把握していないことが多いので、あとでネックにならないように自分から話題に出すようにしていました。
世界一周後の転職活動で意識したこと
世界一周に出た理由を言語化する

世界一周に行ったと言うと、必ず理由を聞かれます。
ポジティブな印象になるよう、正直に話しつつ、わかりやすく説明できるようにあらかじめテキストでまとめておきました。
ちなみに私は「子どもの頃からの夢だったこと」「能登地震で被災したり、身近な人を亡くしたりして、いつ夢が絶たれるか分からないと感じたこと」が主な理由だったので、端的に話せるように整理しておきました。
私の場合は少しネガティブな話も含まれてしまうので、面接の雰囲気で詳細を省いたり、詳しく話したりと内容は変えず言い方だけ変えていました。
ここでさりげなく行動力があるアピールもしていました!
これまでのキャリアの説明が一番大事

当たり前ですが、世界一周後の転職活動の面接でも通常の面接と同じく、これまでの仕事内容や志望動機などスタンダードな質問が一番多いです。
これまでどんなキャリアを歩んできたか、具体的にどんな仕事をしてどんなことを頑張り、どんなことで失敗をして、どう失敗をリカバリーしたのかなどは必ず言語化しておきましょう。
「STAR」の順番で話すと論理的に聞こえるのでおすすめです。
- Situation(状況)
- Task(課題)
- Action(やったこと)
- Result(その結果どうなったか)
キャリアに穴があることが不利になる企業は選ばない

エージェントにも世界一周をしてすでに会社は退職していると言うことを明確に伝え、それでも問題なさそうな企業を紹介してもらいました。
実際に10社ほど受けましたが、私の知る限り退職済みで問題になることはありませんでした。
また、もしキャリアに穴があることが理由で落ちてしまっても、世界一周に行くタイプの人には合わない社風だと思うので、前向きに捉えましょう!
とにかく強気でいく

世界一周の旅に出たことについては、基本的にネガティブに捉えられることはありません。
キャリアに穴は空いていますが、旅に出たことで人間としての経験値は上がっているので自信を持って面接に臨みましょう!
何度も言いますが、キャリアに穴があることが問題になる企業は社風が合わないので落ちても気にしなくていいです。
今後のライフプランに合った企業を選ぶ

今後も旅を続けたいのであれば休みが取りやすい企業、子育てや介護の可能性があるのであればテレワークやフレックスがOKの企業など、ご自身のライフプランに合った企業を選ぶようにしましょう。
エージェントを利用する場合は、エージェントに条件を伝えればご自身に合う企業を紹介してくれます。
面接で実際に聞かれたこと
世界一周関連

世界一周関連だと、下記のような質問をされました。
- なぜ世界一周に行ったのか?
- 元いた企業に戻らないのはなぜか?
- 世界一周は楽しかった?
- 世界一周の経験を踏まえて、弊社に入りたいのはなぜか?
面接の冒頭、自己紹介の流れでこれまでの職歴を述べて、退職後は世界一周に行っていたことを伝えるとすぐ上記のような質問をされることが多かったです。
「元いた企業に戻らないのはなぜか?」という質問に関しては、回答が前職の悪口になるとネガティブな印象を与えてしまうので気をつけましょう。
「ステップアップのため別のことをしたかった」「ほかにやりたいことができた」などポジティブな理由を伝えるのがベターです。
それ以外の質問は常識の範囲内であれば正直に答えて問題ないと思います。
その他

世界一周以外は基本的にスタンダードな質問ばかりでした。
ただしこればっかりは企業によって大きく異なるので、あくまで私が質問された例を挙げておきます。
- 志望理由
- 転職活動の軸
- 前職の仕事内容
- 0→1で企画した経験はあるか?
- 強みは?
- これまで仕事で何か改善した経験は?
マーケティング職なので、企画関連の質問や改善系の質問が多かったです。
転職活動でやってよかったこと
自己分析

新卒のときの就職活動や以前の転職活動で行いましたが、考え方も変わっていそうなので再度自己分析を行いました。
自己分析を行うことで、自分がどんな企業でどのように何の仕事をしたいのかが見えてきます。
ストレングスファインダーという本を使うと、質問に答えていくだけで簡単に細かく自分の強みや性格の傾向がわかるのでおすすめですよ。
信頼できるエージェントに頼る

私は前回の転職で企業選びから面接対策、内定後の年収交渉や内定辞退まで一貫して手厚くサポートしてくれたJACリクルートメントというエージェントに今回の転職でもサポートいただきました。
先に条件を伝えておけば自分に合う求人を紹介してくれるので、可能性を幅広く検討するという意味でもとてもよかったです。
また、辞退したときもしつこく迫られることがなく、ありがたかったです。
余裕を持つ

時間やお金に余裕がないと、どうしても焦って本当に行きたい企業ではなく先に内定が出た企業に行きがちです。
私自身、そんなにお金に余裕はなかったのですが、なんとか工面してじっくり就活をし、納得の行く企業に入社を決めました。
一度入社してしまうとなかなか退職しにくいと思うので、妥協しすぎず、前向きに入社できるようにしっかり転職活動を行いましょう!
面接の練習

しばらく仕事から遠ざかっていたこともあり、想像以上にビジネスっぽく話せなくなっていました。
前職での仕事内容も細かいことをところどころ覚えていなかったり、ビジネスでしか使わない単語をいくつか忘れていたり、色々あるので面接の練習は絶対に必要です。
独り言でも全く問題ないので、最低でも自己紹介とこれまでの仕事内容、一番頑張ったことなどは実際に声に出して話す練習をしておきましょう。
読書

転職関連の本や受ける企業についての本などは読んでおきました。
受ける企業の文化を学び、適切な自分のアピール方法を考えるという意味でも受ける企業の本がもしあれば読んでおくことをおすすめします。
また、転職についての基本的な考え方などは「転職2.0」という本が参考になるので、ぜひ読んでみてくださいね。
世界一周後も自信を持って転職活動しよう!
世界一周に行ったあとも、問題なく就職できるということがお分かりいただけたかと思います。
ただ、人それぞれ仕事を離れる期間や年齢、これまでの職歴などが違うので一概には言えませんが、世界一周に行ったことが原因で仕事が全然見つからないということはあまりないでしょう。
帰国後も自信を持って転職しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!