2023年12月に、湯河原にある泊まれる文化財、旧井上馨別邸の清光園に行ってきました。
この記事では朝食や夕食、お部屋の様子や水回りなどを隈なくご紹介します!
清光園の基本情報
![清光園の外観](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-house-1024x768.jpg)
明治時代後期に建てられた築120年を超える宿です。
もともと日朝修好条規にも関わった井上馨の別邸として建てられた家で、井上馨ゆかりの品や貴重な美術品がいたる所にあります。
2019年に国の有形文化財に登録されています。
📍湯河原清光園
■住所
静岡県熱海市泉26-7
■電話番号
0465-62-2038
■駐車場
3台分あり。無料
清光園へのアクセス
![湯河原駅前のバス停](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-bus-stop-1024x768.jpg)
清光園の住所は熱海市となっていますが、最寄りは湯河原駅です!
湯河原駅前にあるバス2番乗り場から不動滝行きに乗り、道中で下車、そこから徒歩5分です。
湯河原駅からタクシーで行く場合、約7分で着きます。
![清光園を外から見た写真](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-outside-1024x768.jpg)
入り口はこんな感じです。
大きな木の左手にある扉から入ります。
![清光園外観](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-1024x768.jpg)
扉から入るとこんな感じ。
こちら側には入り口がないので、裏に回ります。
![清光園の玄関](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-entrance-1024x768.jpg)
裏に入り口があります。
呼び鈴があるので、鳴らしてから入りましょう!
清光園のルームツアー
清光園の客室自体は2部屋ですが、それ以外にも利用可能な客間が3つあります。
展示されている美術品と合わせてご紹介します。
1階メインの客間
![清光園の1階の客間①](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-sofa-and-table-1024x768.jpg)
まずは1階メインの客間です。
こちらは窓が大きな六角間で、早速歴史を感じます。
窓際のソファには記者の方が座っていたそうです。
![清光園客間のコタツ](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-kotatsu-1024x768.jpg)
ソファと反対側にはこたつがありました。
古い家で寒かったのでありがたいです。
![](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-snacks-1024x768.jpg)
こたつには自由に食べていいお菓子が用意されていました。
![清光園のキャビネット](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-cabinet-1024x768.jpg)
こちらは何気なく飾られていますが、螺鈿をふんだんに使った美しい工芸品を見ることができました。
宿の方に聞くと詳細を教えていただけるので、ぜひ聞いてみてくださいね!
1階2つ目の客間
![清光園1階の客間②](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-room-2-1024x768.jpg)
2つ目の客間は1つ目と比べて狭いですが、なんと伊藤博文の書が飾られていました!
その他にも美しい襖などがあり、まるで小さな美術館のようなお部屋です。
1階の寝室
![清光園1階の寝室](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-futon-1024x768.jpg)
1階の寝室はこんな感じで、布団のほかにはわずかに荷物を置くスペースがあるのみでした。
大きなスーツケースなどは開けないかもしれません。
また、こちらに浴衣などが用意されていたため、パジャマは持って来なくても大丈夫です。
2階
![清光園2階](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-secondflooer-1024x768.jpg)
2階は客間と寝室が襖で仕切られているのみなので、自由に行き来できます。
窓が大きく、1階の部屋よりも明るい印象です。
また、2階に専用のトイレもあるので、いちいち1階に降りなくていいのが便利そうでした。
好みにもよりますが、よりプライベート感を大事にしたいなら2階、アートをじっくり鑑賞したい方は1階がおすすめです!
清光園の温泉など水回り
![清光園の温泉](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-bathroom-1024x768.jpg)
お風呂場は1箇所のみで、22時まで利用可能です。
温泉が引かれているのでとっても気持ちよかったです。
ただ、冬はとても寒いのと他の宿泊客の方と交代で入ることになるので、ゆっくりはつかれませんでした。
近くにとっても良い感じの日帰り温泉もあるので、こちらで入浴を済ませてきてもいいかもしれません!
清光園の朝食
![清光園の朝食](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-breakfast-1024x768.jpg)
朝食は洋食で、たっぷりいただけました!
正確に言うと部屋食ではないのですが、完全プライベートの空間でいただけますよ。
![清光園朝食のパン](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-bread-1024x768.jpg)
パンも美味しく、ハード系からソフト系まで揃っていました。
![清光園朝食のチーズ](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-cheese-1024x768.jpg)
また、パンのお供のジャムやチーズも充実していました。
筆者は食べきれないくらいの量でした。
どれも美味しく、出来立てで幸せな朝ごはんでした!
清光園の夕食
![清光園の夕食](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-dinner-1024x768.jpg)
夕食は和食がメインでした。
朝食と同じく、完全プライベートの空間でいただくことができます。
量はかなり多く、筆者はオプションで刺身盛り合わせも付けたのですが、かなり満腹になりました。
たくさんは食べられないという方は、刺身なしの方が良いかもしれません。
![清光園夕食のビーフシチュー](https://www.arinko-trip.com/wp-content/uploads/2023/12/yugawara-seikoen-beef-stew-1024x768.jpg)
夕食の最後にはビーフシチューが出てきました。
これがとっても美味しく、ほろほろのお肉ととろとろの玉ねぎが絶品でした。
また、食後には湯河原で獲れたみかんをいただきました。
他の方の口コミなどを見ると、夕食のメニューは時期によって異なるようです。
清光園周辺の観光
湯河原駅からそんなに遠くないので、色々行きやすいですが、中でもおすすめなのは歩いて行ける万葉公園!
日本の歴史公園100選にも選ばれた由緒ある公園で、川や滝、美しい紅葉などを楽しむことができます。
また、敷地内には「湯河原惣湯Books and Retreat」という日帰り温泉施設があります。
詳しくはこちらをご覧ください!
湯河原惣湯を利用しない場合でも、足湯に無料で入れたり、コワーキングスペースがあったり、カフェがあったりと十分楽しめますよ。
清光園はアートや歴史好きにおすすめ!
築120年以上の歴史がある清光園は、貴重な美術品や工芸品も楽しむことができる素敵なお宿でした。
アート好き、歴史好きの方に特におすすめです。
湯河原は東京からも近く、週末の小旅行にもぴったりです。
ぜひ行ってみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!