この記事では2024年8月に約1週間ドイツに滞在して感じた、旅行前に知っておきたかったことをご紹介します。
ドイツ旅行前に知っておきたかった注意点
電車は頻繁に遅れる
ドイツの電車はかなり頻繁に遅れたり、運行がキャンセルになったりします。
そのため、電車移動する場合はギリギリのスケジュールを組まず、必ず時間に余裕を持って行動しましょう!
また、遅延している場合は電光掲示板に表示が出ることが多いですが、正確な情報じゃなかったり、最新情報が反映されていなかったりするので注意が必要です。
遅延やキャンセルのアナウンスはドイツ語のみの場合がありますが、駅員さんに英語で質問したら英語で答えてくれます。
電車が遅延したりキャンセルになったりしても追加料金なしで柔軟にスケジュールを変えられるユーレイルパス(電車乗り放題のチケット)がおすすめです!
私はドイツ滞在中、移動はほぼ全てユーレイルパスで済ませました!
副流煙に注意
ドイツに限らずヨーロッパは喫煙者が日本と比べて多く、紙タバコが主流な上、路上で喫煙している人が多いです。
そのため、特に大都市では副流煙を吸ってしまう機会が非常に多くなります。
持病がある方や妊婦さん、お子様などは気をつけましょう!
特にレストランやカフェのテラス席はほぼ100%副流煙を大量に吸うことになるのでおすすめしません。
テラス席はハチが大量
これは夏季限定かもしれませんが、ドイツには都市部でもハチが大量にいます。
ミツバチなので怖がる必要はありませんが、正直かなりうっとうしいです(笑)
飲み物に入ってきたり、料理に止まったり、ハエと同じぐらい寄ってきます。
気になる方はテラス席ではなく屋内の席にしましょう!
ただし、屋内でも多少ハチがいることが多いです。
飲み物にコースターなどで蓋をすると若干ハチを避けられます!
大都市の治安はそんなに良くない
フランクフルトやミュンヘン、デュッセルドルフなどの都市部の治安は日本と比べると良くないです。
何かしらの薬物をやっていそうな人や大声での喧嘩なども割と見かけるので、十分注意して歩きましょう。
また、電動キックボードや自転車も日本と比べてかなり自由に猛スピードで走っているので、特にお子様はいつも以上にしっかり見守ることをおすすめします!
水が高い
ドイツは水が高いです。
2024年8月に訪れた際は、水1リットルで350円〜600円程度でした。
特に観光地で購入すると高いので、安く済ませたい場合は地元の人が使うスーパーなどで調達しましょう!
また、街中に飲料水を汲める場所もたまにあるので、そういったところを利用するのもおすすめです。
旅行用の折り畳めるボトルなどを持っていくと節約にもエコにもなって便利です!
ペットボトルや缶は換金できる
ドイツではペットボトルや缶の飲料を購入する際、料金にデポジットが上乗せされています。
そのため、ペットボトルや缶をリサイクル回収の機械で返却すると少しお金が戻ってきます。
回収機はほぼ全てのスーパーにあり、購入した店舗じゃなくでもOKです。
2024年8月に私が見たときは、ペットボトル1本0.25ユーロで回収されました。
回収機は何本も一気に入れると停止してしまうので、1本ずつ順番に入れましょう!
駅などは換金を狙ってペットボトルや缶を回収している人もいます。
自分で換金しない場合は、渡してしまって大丈夫です!
ゴミ箱は多いがペットボトルや缶のゴミ箱はほぼない
上記の通りドイツではペットボトルや缶は基本リサイクル回収の機械に持っていくためか、ペットボトルや缶用のゴミ箱は全く見かけませんでした。
その代わり、それ以外のゴミ箱はいたるところにあるので便利です。
トイレは有料なことが多い
ドイツのトイレは有料なことが多いです。
大体1ユーロで、現金のみ、お釣りは出ないことがほとんどです。
そのため、小銭で1ユーロが作れそうな機会があれば早めに作っておくことをおすすめします。
特に観光地では、カフェや飲食店を利用しても有料なことがあるので注意しましょう!
日曜日は営業していないお店が多い
日曜日やドイツの祝日は営業していないお店が多くあります。
たとえばロマンティック街道にあるローテンブルク・オプ・デア・タウバーは世界中から人が集まる観光地ですが、日曜は飲食店も土産物屋も半分以上営業していませんでした。
やっているお店もあったので食べ物にありつけないということはありませんでしたが、選択肢はかなり少なかったです。
都市部から日帰りで郊外の街に出かける際は、なるべく日曜や祝日を避けると良いでしょう。
硬水なのでお腹や肌・髪が荒れやすい
ドイツは硬水です。
そのため、慣れていないとお腹が緩くなりやすく、シャワーの水で肌や髪が荒れる場合もあります。
特に日本から持ってきたシャンプーや洗顔は硬水との相性が悪いこともあるので、ホテルに備え付けのものを使うか、現地で購入した方が安心です。
飲料水はボルヴィックなど軟水をできるだけ選ぶことをおすすめします。
ドイツ旅行の準備・安全対策
現金は下ろしすぎない
ドイツの治安は比較的良好ですが、日本よりスリなどは多いのでできるだけ大量の現金は持ち歩かないようにしましょう。
大体はクレジットカードで支払いができるので、そもそも現金はそんなに大量にいらないです。
一度に下ろすのは必要最低限にし、少なくなってきたらまた下ろすのがおすすめです。
パスポート紛失に備える
万が一パスポートを紛失してしまったときに備えて、下記の書類を準備しておきましょう。
パスポートを海外で紛失してしまった場合は現地の日本大使館に行きパスポートを再発行する必要がありますが、その際に下記の書類があるとかなりスムーズです。
- 6ヶ月以内に撮影した証明写真2枚(サイズ:縦45mm×横35mm)
- 戸籍謄本
- パスポートのコピー
証明写真は新しいパスポートと失効申請に必要です。
戸籍謄本は本人確認のために必要で、パスポートのコピーは紛失してしまったパスポート番号などの情報を記入する際に便利です。
全てない場合でもどうにかなるかもしれませんが、発行に時間がかかります。
せっかくの旅行で丸一日どころか数日潰してしまうことになりかねないので、準備しておくことをおすすめします。
パスポートがないと飛行機にも乗れない上に国境も越えられず、ホテルにも泊まれません。
紛失や盗難に遭った場合はなるはやで再発行することが大切です。
クレジットカードは分けて保管
盗難や紛失に備えてクレジットカードは別々のバッグに分けて保管しておきましょう。
海外旅行中にクレジットカード1枚もないと本当に大変です。
できれば3枚以上持っていくことをおすすめします。
特定のブランドが使えないこともあるので、VISA、Master、AMEXなど、異なるブランドのカードを持っていきましょう!
楽天プレミアムカードであれば、海外旅行保険は自動付帯(利用しなくても保険適用になる)、かつ空港ラウンジにアクセスできるプライオリティパスも無料で発行できるので、かなりおすすめです!
クレジットカードはなるべくタッチ決済
クレジットカードで決済する際は、なるべくタッチ決済をするようにしましょう!
決済端末にカードを差し込む場合はスキミングのリスクがあります。
大体は大丈夫なので神経質になりすぎる必要はありませんが、できるだけタッチ決済をした方が安全です。
私はギリシャでスキミング被害に遭い、クレジットカードを再発行しました、、、
ドイツ旅行を楽しもう!
この記事ではドイツ旅行の注意点をお伝えしましたが、基本的に治安は概ね良く、ドイツの方も無愛想なこともありますが親切なことの方が多いです。
郊外には可愛い街や大自然もあり、ビールがおいしいドイツはとっても楽しいですよ!
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最後までお読みいただきありがとうございました!