私が行ったヨーロッパの国と地域
この記事では、私が今まで行ったヨーロッパの21の国と地域から治安がよく、物価も安い国を厳選してご紹介しています。
参考として、まず最初に私が行った21の国と地域を記載しておきます。
※ギリシャは2023年、それ以外は全て2024年に訪れています。
私が行ったヨーロッパの21の国と地域
1.アイスランド
2.デンマーク
3.フェロー諸島
4.イギリス
5.オランダ
6.ドイツ
7.オーストリア
8.チェコ
9.ハンガリー
10.スロベニア
11.クロアチア
12.モンテネグロ
13.イタリア
14.バチカン市国
15.マルタ
16. スイス
17.フランス
18.モナコ
19.スペイン
20.ポルトガル
21.ギリシャ
物価が安く治安もいいと感じた国はここ!
スペイン
スペインのマドリードとサンセバスチャンは治安も良く、物価は総合すると日本と同じぐらいでした。
スーパーのビールは1缶60円台と日本より安かったのですが、レストランでの外食は日本より若干高いかもという感じでした。
マドリードは電車に乗る際も荷物検査があるので面倒でしたが、その分電車(メトロ除く)の治安は安心でした。
サンセバスチャンは夜中に歩いても危険を感じることはなく、警察がパトロールしているのでかなり落ち着いた街です。
ただし、バルセロナの治安は悪いようなのでお気をつけください!
ポルトガル
エリアによりますが、リスボンの観光客が訪れるような場所は基本治安が良いです。
人も優しく、温暖で落ち着いています。
ヨーロッパの首都で唯一チンピラのような人を見かけなかったのがリスボン。
偶然見かけなかっただけかもしれませんが、日本のように安心して歩くことができました。
外食はおおよそ日本より少し高いお店が多いかなという感じですが、カフェは割と安いです。
観光客向けのお店に行かなければ物価が高いと感じることはあまりないと思います。
マルタ
地中海に浮かぶ島国マルタは、夜でも治安が良く、物価も他のヨーロッパ諸国と比べると安いです。
観光地の飲食店だと日本と同じぐらいかなという感じですが、観光地から離れて地元の方が行くスーパーや飲食店に行くと、日本より安めかなと思うようなものもありました。
ただし、公共交通機関が少ないのでタクシーを使わざるを得ず、移動が多いと結局他のヨーロッパ諸国に行くのと同じぐらいの出費になります。
スロベニア
イタリアやクロアチアの隣国であるスロベニアは夜でも女性が一人で歩ける程度には治安が良いです。
ただ、首都リュブリャナは一部落書きがとても多く、暗い通りを一人で歩くのは避けたほうがいいでしょう。
物価は近隣諸国と比べて安く、外食費は日本と同じぐらいか少し安いところもあります。
ただ、ブレッド湖畔にある飲食店は結構高いです・・・(笑)
クロアチア
クロアチアは全体的に治安が良く、ドゥブロヴニクなどの観光地を除いて物価も安いです。
首都ザグレブは地元の人がスマホを置いて席を立っているのを何度も見るほど治安が良く、夜でも安心して歩くことができます。
ドゥブロヴニクも治安は良いものの、物価が西欧並みかそれ以上に高いです。
クロアチアは料理もとってもおいしかったです!
モンテネグロ
モンテネグロの美しい街、コトルは治安もよく、物価も安いです。
コトルはアドリア海の秘宝とも呼ばれていて、クロアチアのドゥブロヴニクからバスで日帰りで行くことも可能です。
ドゥブロヴニクよりも外食費や宿泊費がかなり安いので、節約したい方はコトルを拠点にして、ドゥブロヴニクに日帰りで行くというのもありかもしれません。
物価は安いが治安が微妙だった国
イタリア
イタリアの観光地は基本的にスリやぼったくりが多いです。
ナポリやミラノなどイタリアの中でも特に治安が悪い都市だと、軽犯罪はもちろん、強盗などにも注意が必要です。
ただ、トスカーナなどのどかな地域に行けば治安は良く、危険を感じることもほとんどありませんでした。
観光地の物価は高いですが、観光地から少し離れた場所に宿泊すれば日本と同じぐらいの値段で食事ができます。
特にピザは安かったです!
ハンガリー
ハンガリーの首都ブダペストはそこまで治安が悪くないものの、スリや置き引きなどの軽犯罪は多発しており、注意が必要です。
私も実際夫婦でハンガリーを訪れた際、電車の中で盗難に遭って大変な思いをしました・・・。
気になる方詳細をあげているので、YouTubeのショート動画、またはinstagramをご覧ください。
物価は比較的安く、地元の方で賑わっている飲食店に行けば日本と同じぐらいの感覚で食事ができます。
世界中どこでもそうですが、観光客向けのお店は割高なのでご注意を・・・!
チェコ
チェコの首都プラハは、他のヨーロッパの大都市と同様、スリやぼったくりなどが横行しており、あまり治安がよくありません。
ただ、凶悪犯罪に遭いそうな雰囲気というわけではないので気をつけて歩けば問題ありません。
ただし、世界一可愛い街と言われるチェスキークルムロフは夜でも治安が良いです。
物価は基本的に安く、観光客向けのお店は高いですがそのほかは日本とそんなに変わりません。
ギリシャ
ギリシャはエリアによって治安がかなり違うのですが、アテネはあまり治安が良くありません。
夜は特に大通りでも一人歩きは避けた方が良いです。
その代わりアテネの物価はヨーロッパの中では安く、安く済ませようと思えば日本と同じかそれ以下で食事ができます。
また、サントリーニ島などのリゾート地は治安が良い代わりに物価が高く、基本的には日本より高いです。
治安はいいが物価が高い国
スイス
昔から物価が高いで有名なスイスですが、本当にものすごく高いです。
同じく物価が高いと言われている北欧なんか比べ物にならないぐらい高いです(笑)
比較的安価なケバブショップなどで食事をしようと思っても、1人数千円はします。
私たちは世界一周中、夫婦で1日15,000円の食費予算を取っていたのですが、3食食べたら絶対に収まりませんでした。
というか2食でも2人で15,000円だと厳しいです。
食費を抑えたい方は自炊できるキッチン付きの宿に泊まることをおすすめします。
また、治安は基本とても良いですが、チューリッヒなどの都会だとスリグループが普通に結構いるそうなのでお気をつけください。
盗難に関しては日本より多いと考えて行動したほうが良いです。
オーストリア
首都のウィーンでも治安が良く、他のヨーロッパの大都市と違って夜でも安心して歩くことができました。
写真のハルシュタットなど小さな村に行けばさらに治安が良いですが、スリはいるそうです。
物価は西欧レベルで、外食をすると日本の1.5〜2倍ぐらいかかる感覚でした。
ただし全てが高いわけではなく、スーパーのお酒などはむしろ日本より安いものもありました。
モナコ
南フランスと隣接するモナコはお金持ちが多く、治安が良いです。
お金持ちが多いからといって物価がものすごく高いわけではないですが、それでも日本の1.5〜2倍ぐらいかなという感じでした。
モナコ単体だと物足りないので、ニースなど南フランスの都市と合わせて観光するのがおすすめです。
アイスランド
人がとても少ないアイスランドは必然的に治安がとても良く、基本スリや置き引きを気にせず観光できます。
ただし首都のレイキャヴィクは、個人的にはそんなに治安が良くないんじゃないかと感じました。
悪そうな人たちが何組も歩いていたり、奇声をあげている人がいたり、大声で喧嘩をしている人がいたりとヨーロッパの他の都市と同じような感じでした。
物価はかなり高く、外食もスーパーもツアーも何もかも日本の2〜3倍します。
フェロー諸島
ヨーロッパ21の国と地域を訪れて、ダントツで治安がよかったのがフェロー諸島。
というか治安がいいと言われているシンガポールや日本でさえ、勝負にならないぐらい治安がいいです。
夜に街を歩いていても危険を感じることは一切ありませんでした。
フェロー諸島にある刑務所はずっとガラガラで、収容されている人の逮捕理由も「保護されている鳥を撃った」などで凶悪犯罪はほぼないそうです。
島の人も親切で穏やかでフレンドリーでした!
離島な上に飛行機の就航率が低いため物資が届きにくく、物価は高いです。
本土であるデンマークより若干高いかなという印象でした。
デンマーク
デンマークは首都コペンハーゲンも基本的には治安がよく、安心して歩くことができます。
コペンハーゲン中央駅からニューハウンまで徒歩30分弱ですが、大通りを歩けば危険を感じることはないです。
ただし、北欧なので物価は高く、ニューハウンのレストランで食事をすると大体パスタ1皿3,000円〜という感じです。
たしかに物価は高いのですが、スイスやアメリカの観光地よりは安かったです。
チップが基本不要なのも嬉しい!
安く安全に旅行を楽しもう!
ヨーロッパにも治安が良く、物価がそれほど高くない場所がたくさんあります。
場所を選べば円安でも十分楽しめますよ。
ヨーロッパ21の国と地域の旅行の様子はinstagramで公開しているので、気になる方はぜひご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!