【ユーレイルパス】使い方・買い方を徹底解説!ヨーロッパ鉄道周遊するなら絶対買って! | arinko trip

【ユーレイルパス】使い方・買い方を徹底解説!ヨーロッパ鉄道周遊するなら絶対買って!

【ユーレイルパス】使い方・買い方を徹底解説!ヨーロッパ鉄道周遊するなら絶対買って!
【ユーレイルパス】使い方・買い方を徹底解説!ヨーロッパ鉄道周遊するなら絶対買って!

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この記事では、3ヶ月間でヨーロッパ20カ国をほとんど鉄道で旅した私がユーレイルパスの使い方、買い方、注意点について解説します。

ユーレイルパスはヨーロッパで鉄道旅をするなら本当に便利、というかないと大損なので、ぜひ使ってみてくださいね!

この記事を書いた人
ありんこ

旅行が大好きなライター。好きな旅先は自然が綺麗なところ、歴史を感じるところ。
最近は特に離島とヨーロッパが好き。
訪れた離島は国内外合わせて35島。
訪れた国は31カ国(うち21カ国がヨーロッパ)。
ヨーロッパ70都市訪問済み。
世界遺産検定2級、ハワイスペシャリスト検定初級取得済み。
2024年8月〜11月までヨーロッパを中心に夫婦で世界一周【完】

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ユーレイルパスとは

概要

スイスの鉄道

ユーレイルパスはヨーロッパ33カ国の対象の鉄道が乗り放題になるパスです。

エリアによってはフェリーやバスにも乗れますよ!

また、対象外のエリアでもユーレイルパスを見せれば割引になる場合があり、かなりお得です。

いちいち切符を購入する必要もないので、ヨーロッパ鉄道旅をするなら持っておかないと損なパスです。

ユーレイルパスの種類

イタリアの電車

ユーレイルパスには様々な種類があります。

ご自身にの旅の予定にあったものを選びましょう!

対象エリア
  • グローバルパス
    • ヨーロッパ33カ国で乗り放題
  • 国ごとのパス
    • イタリア、ドイツ、フランスなど、1カ国のみ乗り放題
  • ベルネクスパス
    • ベルギー、ルクセンブルク、オランダのみ乗り放題
利用期間
  • フレキシパス
    • 期間内の任意の数日間が乗り放題
      • 4日間(1ヶ月以内)
      • 5日間(1ヶ月以内)
      • 7日間(1ヶ月以内)
      • 10日間(2ヶ月以内)
      • 15日間(2ヶ月以内)
  • 連続利用パス
    • 連続した期間で乗り放題
      • 15日間
      • 22日間
      • 1ヶ月間
      • 2ヶ月間
      • 3ヶ月間
座席の種類
  • 1等車
    • 1等車も2等車も乗れる
  • 2等車
    • 2等車のみ乗れる

ちなみに私は3ヶ月間連続利用グローバルパスの1等車を購入しました!

1等車の方が席が混みにくく、治安もいいです。
無料で飲み物や軽食がもらえる場合もあります!

ユーレイルパスはどこで買える?

ユーレイルパスはKlookやKKdayで買えます。

どちらも値段は大きく変わらないので、私はサイトのわかりやすさからKlookで購入しました!

座席、パスの種類、利用日数、人数を選択後、お客様情報(氏名、生年月日)を入力して決済という流れになります。

Klookであれば2025年3月現在、無料でヨーロッパのeSIMを3GB分一緒に申し込めるのでお得ですよ!

ユーレイルパスの使い方

【前提】ユーレイルパスで乗車するまでの流れ

ユーレイルパスを利用して電車に乗る際は、大体下記のような流れになります。

  1. Rail Plannerアプリで乗りたい電車を検索
  2. Rail Plannerアプリで乗る電車の旅程を保存
  3. 改札を通る
  4. 電車に乗る
  5. 駅員さんにチケット確認される
  6. Rail PlannerでQRコードを見せる
  7. OKをもらえる

ヨーロッパでは改札はないことも多く、駅に入ったらそのまま電車に乗れます。

もしチケットがないまま乗車してしまった場合は、高額な罰金を要求されることもあるので、必ず手元にRail Plannerアプリをインストールしたスマホを用意しておきましょう。

Rail Plannerアプリをインストール

ユーレイルパスを購入したら、Rail Plannerアプリをインストールしましょう!

このアプリではユーレイルパスの提示、電車の検索、座席の予約などができます。

Rail Plannerアプリがないとスマホでユーレイルパスが使えないので、必ず事前に準備しておいてくださいね!

ユーレイルパスをアクティベート

次にRail Plannerアプリでユーレイルパスを使えるようにアクティベートします。

  1. アプリを開き、購入したユーレイルパスのバウチャーに記載の姓とパス番号を入力
  2. パスで旅程を作成し、紐付ける
  3. パスポート番号、利用開始日を入力(未定の場合は飛ばしてOK)

なお、ユーレイルパスのアクティベートは利用開始日から11ヶ月以内に行う必要があります。

それより先に利用開始する場合はまだアクティベートできないのでご注意ください。

電車を検索する

電車に乗る前に、Rail Plannerアプリで自分が乗る便を検索しておきましょう!

詳しくは後述しますが、自分が乗る便の旅程の保存をする必要があるので、電車の検索は必ずしてください。

検索方法は下記の通りです。

Rail Plannerアプリの検索画面

アプリの「Planner」タブで出発地と目的地の駅名をそれぞれ入力し、「Plan my journey」ボタンをタップします。

Rail Plannerアプリの一覧
Screenshot

すると上の画像のように候補が出てくるので、乗りたい路線を選びます。

これで検索は完了です。

乗り換え駅や乗り換え時間も出てくるので、日本の「乗換案内」アプリのような感覚で使えます。

旅程を保存する

次に、選んだ路線の旅程を保存します。

Rail Plannerアプリの旅程保存

Save journey」ボタンを押すと旅程の保存ができます。

Rail Plannerアプリ

保存した旅程をパスに反映させるために、さらに「My Trip」タブを開き、上の画像の丸で囲んである部分をスライドしてONにします。

これにより、ご自身のユーレイルパスに保存した旅程が反映され、電車に乗ることができます。

もし保存した旅程以外の電車に乗ってしまったとしても、駅員さんに確認されるまでに正しいものを保存しなおせばOKです。

旅程の保存や反映は、同時に複数できますが、あまりやりすぎるとアプリがとても重くなるので、乗り終わった旅程はオフにしておくか、削除することをおすすめします。

改札を通る

準備ができたら改札を通ります。

ヨーロッパの駅は改札がなくそのまま電車に乗れることが多いですが、フランスやイタリア、イギリスなどは改札がある場合もあります。

その場合は、改札近くにいるスタッフの方にユーレイルパスを見せれば基本通してくれます。

Rail PlannerアプリのMy Pass

ユーレイルパスは、Rail Plannerアプリの「My Pass」タブで「Show ticket」ボタンをタップすると出てきます。

座席を指定する

Rail Plannerアプリの座席指定

座席指定が必要な場合はRail Plannerアプリで検索すると上の画像のように「Seat reservations required」と出てきます。

ここをタップするとオンライン座席指定サイトに遷移します。

Rail Plannerアプリの座席指定

また、このように「Seat reservations optional」と出てきた場合は座席指定はできるものの、必須ではないです。

ヨーロッパの電車は日本ほど混んでいないことが多いので、座席指定しなくても座れる可能性は高いです。

ただ、空港と市内中心部を繋ぐ電車など、混みやすい路線でどうしても座りたい場合は座席指定しておいてもいいと思います。

ちなみにオンラインで座席指定をする場合、できれば前日までに済ませておきましょう!

なぜかというと、直前すぎるとオンラインでの座席指定が締め切られていたり、高額になっていたりすることが多いからです。

窓口でも座席指定はできますが、観光地などは特に行列ができていることも多いので、前日までにオンラインで済ませておくことをおすすめします。

ユーレイルパスの注意点

ユーレイルパスに詳しくない駅員さんもいる

フランスの小さな村、ルシヨンの風景

大きな駅や観光客が多い駅の駅員さんは大体ユーレイルパスを知っていますが、観光客が少ない場所だとユーレイルパスに詳しくない駅員さんもいます。

私自身、3ヶ月間毎日のようにユーレイルパスを使いましたが、2回ほどユーレイルパスをあまりよく分かっていない駅員さんに当たりました。

ただ、結局駅の中の誰かは分かっていることが多いので、乗れないという経験は1回もありませんでした。

不安な場合はその土地の言語で説明できるよう、Google翻訳を準備しておきましょう!

ユーレイルパスが使えない電車もある

パリのメトロ

ユーレイルパスはヨーロッパの大多数の電車が乗り放題になりますが、一部の私鉄などは対象外です。

パリのメトロとロンドンの地下鉄(※)など、地下鉄はユーレイルパスが使えないことが多いです。
※エリザベス線を除く

乗る電車が対象かどうか調べるには、Rail Plannerアプリでルート検索をする方法が簡単です。

下記で、Rail Plannerアプリでユーレイルパス対象の電車のみに絞って検索する方法を説明します。

Rail Plannerアプリのフィルター

まずアプリの「Planner」タブを開き、上の画像の「Filters」をタップします。

Rail Plannerアプリのフィルター設定

次に、「Interrail/Eurail Pass network only」をON(黄色がON)にし、Updateボタンを押せば完了です。

これでユーレイルパス対象の路線だけが検索できるようになります。

この状態にすると「検索して出てこない=ユーレイルパス対象外」となるので、別途切符を買って乗車しましょう。

座席指定は別料金のことが多い

オーストリアの電車の座席

国によって違いますが、高速鉄道などの座席指定は別料金のことがあります。

特にフランスのTGV(新幹線のようなもの)は座席指定料金もがっつりかかります。

「ユーレイルパスを持っている=対象区間は無料」というわけではないことに注意しましょう。

スイスではスイストラベルパスを買った方が安い場合も

スイスの氷河特急

スイスで電車にたくさん乗る場合は、スイストラベルパスを追加で買った方が安い場合もあります。

スイストラベルパスというのはスイス国内の鉄道や船、バスが乗り放題になるチケットで、500以上の博物館や美術館も無料で入れます。

また、ケーブルカーなどは最大50%オフになります。

ユーレイルパスでも最大25%オフになるので、スイス国内でそんなに電車に乗らないという方はユーレイルパスで十分だと思いますが、たくさん電車に乗る予定であればぜひ買っておきましょう!

スマホのバッテリーが切れたら終わり

スマホ

ユーレイルパスはスマホでQRコードを見せる必要があるので、スマホのバッテリーが切れたら乗れません。

バッテリーが不安な方はモバイルバッテリーを持ち歩くなど対策しておきましょう!

機内持ち込みできるモバイルバッテリーを持っておくのがおすすめですよ。

ヨーロッパ周遊するならユーレイルパス!

ヨーロッパは鉄道で周遊しやすいので、ぜひチャレンジしてみましょう!

飛行機で周遊するより現地での暮らしが見えて、私はとても好きでした。

ユーレイルパスを持っておくとかなり安く済むだけでなく、いちいち切符を買う手間が省けて時間の節約にもなるので、おすすめですよ。

皆様のヨーロッパ周遊旅行が楽しいものになるよう願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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