この記事では、海外旅行初心者の方向けに、旅行前に必ずしておきたい準備やしておくといいことをご紹介します。
海外旅行前に必ず準備すること
パスポートの申請・残存期限の確認
絶対に忘れてはいけないのがパスポート!
パスポートの申請をしてから受け取りまで、通常1週間程度はかかります。
土日祝や年末年始などを挟むとさらに時間がかかる場合があるので、遅くとも出発の1ヶ月前には申請しておくことをおすすめします。
また、パスポートの残存有効期限が3ヶ月〜6ヶ月を切ると入国できないことがほとんどなので、すでにパスポートをお持ちの方は残存有効期限もチェックしておきましょう!
必要な残存有効期限は台湾で滞在日数以上、韓国は3ヶ月以上、ハワイは90日以上となっています
ビザや入国前の申請
多くの国は1週間程度の旅行なら日本のパスポートを持っていればビザや事前の申請なしで入国できますが、一部の国は申請なしで入国ができません。
以下に主要国で入国前の申請が必要な国をまとめました。
他にもビザや事前申請が必要な国もあるので、ご自身が行かれる国についてはしっかり調べてくださいね!
事前申請が必要な国 | 事前申請の種類 | 詳細 |
---|---|---|
アメリカ | ESTA | グアムやサイパンであれば不要。ハワイは必要 |
カナダ | eTA | 申請書は英語またはフランス語のみ |
オーストラリア | ETA | アプリで申請可能 |
中国 | ビザ | 中国ビザ申請センター(東京)で申請が必要 |
EU加盟国 | ETIAS | 2025年から必要 |
インド | ETA | 到着時もビザ取得可能だが、2時間程度かかるので事前申請が安心 |
カンボジア | ビザ | 到着時もビザ取得可能だが、並ぶので事前申請が安心 |
海外旅行保険の確認
念のため海外旅行保険は入っておくことをおすすめします!
なぜかというと、海外では当然日本の健康保険が適用されないため医療費が高額になる、日本よりスリやひったくりなどの犯罪が多い、というリスクがあるからです。
旅行会社のツアーのオプションとして海外旅行保険をつけたり、クレジットカードに付帯の海外旅行保険を利用したりと方法はいろいろあります。
ツアーではなく個人旅行の場合は、クレジットカードに付帯の保険が便利ですよ。
保険適用になる条件や保険適用範囲などは各クレジットカードの公式サイトをご覧ください!
最高補償額 | 公式サイト | |
EPOSカード | 3,000万円 | |
楽天カード | 2,000万円 | |
リクルートカード | 2,000万円 | https://recruit-card.jp |
私は楽天カードを必ず海外旅行に持っていきます!
機内持ち込み品の準備
機内で快適に過ごすために、機内持ち込み品をうまく準備しておきましょう!
航空会社や座席のグレードなどによってルールは異なりますが、一般的に機内持ち込みできる荷物のサイズと個数には制限があります。
また、液体は必ず100ml以下の容器に入れる必要がある、バッテリーは一定のワット数を超えないもののみ持ち込み可能などの安全上の決まりがあるので、各航空会社のサイトをご覧ください!
長時間フライトでの機内持ち込み品のおすすめをまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね!
持ち込み品 | 補足 |
---|---|
ボールペン | 入国書類の記入に必要 |
スマホ | 窓からの眺めを撮ったり音楽を聴いたりする |
タブレット(LCCのみ) | モニターが付いていないことが多いので、動画をダウンロードして持っていく |
水 | 手荷物検査で没収されてしまうので、手荷物検査後に買う |
本 | 暇つぶし用 |
スリッパ(LCCのみ) | 靴をずっと履いていると疲れるのであると便利 |
化粧水 | 機内の乾燥対策。100ml以下の容器に移し替える |
ハンドクリーム | 機内の乾燥対策 |
ネックピロー | 寝るときにあると便利 |
耳栓 | 寝るときにあると便利 |
パスポート | 入国書類にパスポート番号も記載するので必ず持っていく |
貴重品 | ロストバゲージする可能性もあるので貴重品は必ず持ち込む |
荷物のサイズ確認
航空会社や予約した座席のグレード、航空会社の会員ステータスによって無料で預けられる荷物のサイズが違います。
必ずご自身で確認するようにしましょう!
サイズが合うスーツケースがない場合は、レンタルするのもおすすめですよ!
現地でのスマホ利用準備
海外で日本と同じようにスマホを使う場合は、次の3つの方法があります。
①のeSIMが一番安くて簡単なので、eSIMがおすすめです!
また、楽天モバイルかahamoをご利用の方はギガ数制限があるものの、現地で無料でそのままスマホが使えます。
方法 | 詳細 |
---|---|
①eSIM | オンラインで通信プランを選べる。現地のキャリア(日本でいうとdocomoやauなど)の通信を使えるようにする手段。安い。 |
②モバイルWi-Fi | 持ち運び可能なWi-Fi。スマホだけでなく他の電子機器にも繋げられるのがメリット。高い。 |
③キャリアの有料ローミング | 設定が簡単だが高い。楽天モバイルかahamoなら一定のギガ数までは無料。 |
eSIMはサイトやお問い合わせが英語対応のみのことが多いという欠点はあるものの、安くて荷物も増えないので一番おすすめです。
数あるeSIMの中でも、Airaloならサイトもお問い合わせも日本語対応ありなので特に使いやすいですよ!
海外旅行前に準備しておくと安心なこと
クレジットカードを2枚以上用意
海外ではスキミングをされてクレジットカードを即座に止める必要が出てくることもあるので、クレジットカードは2枚以上持っていくことをおすすめします。
また、VISAとMasterは大体どこでも使えますが、JCBだと使えないことも意外とあるので、JCBしか持っていない方はぜひVISAかMasterも作っておきましょう!
海外旅行保険の箇所でもご紹介しましたが、海外旅行用にクレジットカードを発行する場合は海外旅行保険付帯のものがおすすめですよ!
最高補償額 | 公式サイト | |
EPOSカード | 3,000万円 | |
楽天カード | 2,000万円 | |
リクルートカード | 2,000万円 | https://recruit-card.jp |
セキュリティ対策
海外ではスリやスキミングが基本的に日本よりかなり多く発生します。
犯罪に巻き込まれないよう、日本にいる間に事前に対策しておきましょう!
スリ対策のためにやっておくこと
・街歩き用のバッグはチャック付きを選ぶ
・簡単に外されたり切られたりしない持ち手のバッグを選ぶ
・ブランド物はなるべく持っていかない
スキミング対策のためにやっておくこと
・クレジットカードはスキミング防止ケースに入れておく
翻訳アプリのダウンロード
自分が理解できない言語が公用語の国に行く場合は、翻訳アプリを事前にダウンロードしておくのが便利です!
中でもおすすめなのはGoogle翻訳で、あらかじめ使用する言語をダウンロードしておけばオフライン状態でも使えますよ。
ポケットティッシュを用意
これは行く国によりますが、アジアやアフリカ、中南米やヨーロッパなどはトイレにトイレットペーパーが備え付けられていないことが多々あります。
そんな時のために、旅行中はポケットティッシュを常に持ち歩くようにしましょう!
トイレットペーパーをそもそも流してはいけない国に行く場合は、水に溶けるティッシュじゃなくても大丈夫です。
アジアやアフリカ、中南米はトイレットペーパーを流せない場合がほとんどです。
しっかり準備して最高の海外旅行にしよう!
海外旅行は不安がつきものですが、その分日本と全然違う文化や価値観に触れることができて、忘れられない思い出になりますよ。
準備万端にして最高の思い出を作りましょう!
海外旅行の持ち物のチェックリストはこちらの記事をご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!